ECBが導入、マイナス金利ってなんだ!?

FXミッションゼロマニュアル完全版
この記事の所要時間: 358

こんにちは、ポゾです。

昨晩はECBの政策金利発表という一大イベントがありましたが、主要中央銀行では初となるマイナス金利が導入されることになり、ユーロは乱高下しました。下のチャートはユーロドルの日足ですが、一旦大きく下げた後、一気にリバウンドして大幅プラスで終了しました。市場予想以上に緩和的な発表だったので下げるのは当然だったのですが、材料出尽くしなのかショートの利益確定の動きなのか分かりませんが、長い下ヒゲとなっています。今晩はアメリカの雇用統計がありますが、今後はどう動くのでしょうか。「さすがにユーロだけマイナス金利やるんだから他通貨に対して下げていくだろう」と思いますが、短期的にはリバウンドでしょうか。

ユーロドル日足

ECBの緩和内容

昨日のECBの発表した内容は、以下のとおりです。

  • 政策金利をこれまでの0.25%から0.10%に引き下げる
  • 預金ファシリティ金利をこれまでの0%から-0.10%に引き下げる
  • 限界貸付ファシリティ金利をこれまでの0.75%から0.40%に引き下げる
  • ターゲットを絞ったLTROを4,000億ユーロ実施する
  • ABS買い入れにむけての準備を始める
  • SMPの不胎化を止める

はっきり言って、よくわかりません。

とくに金利が3つもあります。この機会にちょっくら調べてみました。

マイナス金利って何だ?

お金がどんどん減っていく?

『マイナス金利』っていう言葉のイメージでは、銀行に貯金していたらお金がどんどん減っていく状態。FXのマイナススワップのようなもの?

だったら誰も銀行にお金預けないよね。

みんな預金を引き出して取り付け騒ぎ。

大惨事。

……と、こんな想像をしておりました。昔レンタルビデオを返し忘れてて、返したらすんごい延滞金とられたことを思い出しました(全然違う例えですが)。しかし、どうやら私の想像とは違うようです。

よく見てみると、「預金ファシリティ金利」だけがマイナスになっています。そもそも、これらの金利の違いは?

政策金利とは?

政策金利とは、中央銀行が市中銀行(一般の銀行)に貸し出す際の金利のこと。

景気が良い→高く設定→預貯金やローンの金利が上昇→通貨の流通が抑えられる

景気が悪い→低く設定→預貯金やローンの金利が低下→通貨の流通を促進

こんな感じで、景気の良し悪しに応じて中央銀行がブレーキを踏んだりアクセルを踏んだりするためのものです。

これは学校で習いましたね。私が学生の頃は、日本の政策金利は『公定歩合』って習いましたが、今はそう言わないそうです。

預金ファシリティ金利・限界貸付ファシリティ金利とは?

預金ファシリティ金利とは、ユーロ圏の市中銀行が一時的に過剰となった資金を中央銀行に預ける時の金利のこと限界貸付ファシリティ金利とはその反対で、市中銀行にお金が足りなくなった時に中央銀行から借りる時の金利のこと

こうして市中銀行は余ったら預け、不足したら借りるといったやりくりを中央銀行との間で行っているわけです。

今回の預金ファシリティ金利がマイナスということは、要するに、余ったお金を預けるのに手数料がかかるということ。預金者のお金が減っていくわけではないんですね。

マイナス金利の効果は?

余ったお金を中央銀行に預けると、今までは利息が貰えたのが、今度からは手数料を払わなくてはならない。

お金が余らないようにする。

銀行が融資などを積極的に行うようになる。日本のバブル崩壊の時にあった「貸し渋り」の逆の状態ですね。これがECBの狙いなんですね。

ただし、いろいろと奥が深い話のようで、これで本当に効果があるのかはよくわからないみたい。以下のサイトがわかりやすく解説されていました。

参考:ECBの量的緩和とマイナス金利は両立可能か

ドラギマジックで今後のユーロは安くなるか?

ECBドラギ総裁

思い返してみれば、「ユーロを守るためなら何でもやる」と発言してユーロを崩壊から救ったのが2012年の夏のこと。あの時はユーロが90円台でしたが、今は140円あたり。

何を隠そう、

私もあの時は協力してユーロを買い支えた一人でした( ̄^ ̄*)エッヘン

安くなりすぎたのを必死になって高くしようとしていたあの頃を思い出すと、今は真逆で高すぎるといって必死に安くしようとしています。まだ2年も経ってないのに。

なんだか複雑な気分でもありますが、トレーダーとしては大相場が生まれてくれることを願うばかりです。

以上、ポゾでした。

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