スイスフラン超大暴騰でパニック相場来たる!

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この記事の所要時間: 332

急に来たパニック

今日会社帰りに何気なくスマホでポジションチェックしたら、目玉が飛び出そうなくらいびっくりしました。たまたまユーロ円を売っていたのですが、爆益になっているではありませんか。そこまでなら「ラッキー」で済んだのですが、ユーロスイスのレートがとんでもないことになっていました。完全にレートがぶっ飛んでチャートも壊れていました。
犯人は、スイスフランでした。スイス中銀が対ユーロの上限を撤廃したのでした。

スイスフラン無制限介入とは?

最近FXを始めた方はご存じないかもしれません。スイス中銀の無制限介入とは、2011年のユーロ危機の時、ユーロ売りが進行するにつれて、地理的に近いスイスフランが大きく買われました。当時は日本円も退避通貨として買われており、70円台の円高に苦しんでいた時です。何度か日銀による介入がありましたが、スイスも同じでした。ユーロスイスは史上最安値を更新し続け、そこで、スイス中銀は大規模な為替介入を行うとともに、1.20に防衛ラインを設定して無制限に介入するという驚きの措置を発表したのです。チャート見ると一目瞭然ですが、介入をきっかけに防衛ラインができているのがわかります。

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それからというもの、ユーロスイスはほとんど動かなくなってしまいました。防衛ラインより下には抜けられないが、ユーロは売り材料ばかり。これではもはや自由市場とは言えません。
ユーロ危機の沈静化とともにほとんど忘れかけていましたが、最近になって再びユーロ安が進行し、ユーロスイスも防衛ライン近辺に張り付いている状態でした。そんな中でも、多くのトレーダーはスイス中銀が上限を撤廃することはないと睨み、1.20にストップを置いてロングしていたのです。中央銀行がバックに控えている、確率の高いトレードでした。1.2のラインはとんでもない状態になっていました。膨大なストップが置かれ、その下は広大な真空地帯でした。防衛ラインが割れれば大変なことになるとは、よく西原さんのメルマガなどでも伝えられていました。
そんな中、スイス中銀も限界に達し、今日の上限撤廃のニュースでした。

スイスフランのチャートを見る

ユーロスイス日足

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完全に壊れています。1.2から0.8あたりまで大暴落。業者によって最安値が全然違います。まともにトレードできる状態ではなかったでしょう。約定しないし、スプレッドも果てしなく広がります。
もしロングしていたらと思うと、ぞっとします。たとえ少額ポジションだったとしても、大損していたでしょう。一気に退場させられた人も多いのでは?

ユーロスイス月足

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月足でこんなに値幅があるのを初めて見ました。このチャートの山のてっぺんは2007年10月の1.68です。

スイス円日足

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スイス円は115円ほどから150円まで急騰した後、130円ほどに落ち着いています。このチャートは海外のFXPROのチャートですが、ヒロセでは上値は136円くらいでした。業者によって全然違ったようです。恐いですね。

不測の事態を回避するには?

さて、今回のようなパニックの被害に遭わないようにすることはできたのでしょうか。もちろん、できたと思います。
まず、日頃からニュースをチェックすること。最近のスイスフランは異常な状態にあることは、前々から言われていたことです。西原さんのメルマガやラジオNIKKEIの番組などでたびたび話題になっていましたので、危険な臭いはプンプンしていました。

西原宏一のシンプルFXトレード

もう一つ、マイナー通貨を触る時にはリスクを抑えること。そもそも無制限介入などという離れ業は、流通量が少ない通貨だからできたこと。日本円のような主要通貨では確実に不可能です。そんな流動性の低い通貨は、何か事件があればレートがぶっ飛ぶことも考えられます。主要通貨であれば、たとえリーマンショックや大震災の時でも、今日ほどの飛び方はしません。
あと考えられることと言えば、口座を分散したり、デイトレだけにしたりでしょうが、突き詰めるとFX止めろっていう結論になりかねないのでここまでにしますが、大原則を言えば、「投資は余裕資金でやりましょう」に尽きます。

それでは。

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