こんにちは、ポゾです。
いやー、ホントに勝っちゃいましたね、トランプ先生。
驚くほど6月のイギリス国民投票の時と似ていたので、いくらヒラリー優勢のニュースを見ても半信半疑で、逆にトランプ勝利に備えることができました。当日の値動きも6月そっくり。まさにデジャヴでした。
今日の記事ではおさらいと今後について。
Contents
やはり激戦州の攻防が勝敗を決した
大統領選中のドル円チャート
こちらは現在のドル円1時間足チャートです。ざっと振り返ってみるとこんな感じ。勝手に楽観して、開けてみてビックリという展開はイギリスと同じ。

フロリダとオハイオ逆転でトランプ有利に
たいていは民主・共和どちらかの地盤になっていて事前に勝敗は決していて、どちらの地盤にも属さないスイングステート(激戦州)の結果が勝敗を分けます。とくに60年以降ではオハイオで負けた大統領はいないということを昨日の記事で書きました。
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今日はフロリダの激戦に注目が集まり、「これを落とした時点でトランプは終わり」みたいな雰囲気でした。オハイオやペンシルベニアではクリントン有利と出ていたので、「順当にヒラリー勝ちだな」と思っていました。
ところが、フロリダでトランプ逆転。しかも、大差がついていたオハイオもいつのまにかトランプが肉薄。この時点で完全に勝敗は混沌としてきました。リスクオフに動き出したのも、この頃でした。
終わってみればトランプ完勝
そして、終戦。オハイオが勝敗を決するのジンクスどおり、いち早く当確が出たオハイオの結果に引きずられるように、他の激戦州もトランプ色に変わっていきます。

終わってみれば、トランプの完勝。事前にニュースで見たのは、「フロリダ・オハイオ・ペンシルベニアのうち3つ勝たなければトランプは負け」とのことでしたが、3つともトランプが勝ち。サプライズだったのは、民主党の地盤だったミシガンでトランプが勝つなど、思った以上にトランプでした。
相場はどう動いた?
はっきり言いますと、思ったほどの暴落ではありませんでした。まだ東京市場しか消化していないので、これからどう出るかはわかりませんが、ドル円は101円を割ることはなく反発して、現在102.5。これは先週付けた安値近辺です。
日経平均は即座にリスクオフに反応して一時1000円下げましたが、先物では現在反発中。今後どうなるでしょうか。
本日のトレード
さて、今日の私のトレードですが、以前からトランプに賭けることは公言しておりました。
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オハイオの情勢を見ながら海外口座からショートを仕掛け、一時はかなりの含み益になっていたのですが、上述のように思ったほどの暴落は起きず、たいした成果は得られていません。ほぼトントンです。
しかも、同時にスイングトレードでCFDで株価指数をショートしましたが、こちらは反発されて含み損です。
ダウ30

ナスダック100

S&P500

日経225

勢い余って、これら4兄弟全部売ってしまいました。今はすべて下ヒゲに捕まっています。ま、これは日足レベルでの長期スイングなので気長に見ていますが。
米株は天井圏にあるので、ここからの下落は積極的に狙いたいところです。まさか、トランプ大統領のおかげで高値更新はないでしょうし……。
それにしても、今後のことは不透明なので市場はあまり好感はしないでしょうが、ショックと言われるほどの大暴落にはなるのでしょうか?
まさか、本当にメキシコとの間に壁作ったりするとも思えませんが。こればかりは成行を見守るしかありませんね。
以上、ポゾでした。