こんにちは、ポゾです。
昨日の相場は大きくリスクオフに動きましたね。ドル円は113円台から一気に2円以上下落して110円台突入。NYダウは-372ドル。
最近は本当にリスクオンからオフへの切り替えが早くて、油断してると大変なことになりそうです。
Contents
トランプ大統領が深刻なスキャンダル
ロシアゲート疑惑?
今回の下落の要因は、トランプ大統領のスキャンダル。これまでの暴言とかは可愛いもので、今度はロシアに機密情報を漏らした上でFBIの捜査を妨害した疑い。……これはシャレになりません。
ひと昔前の「東西冷戦」なんて想像できないくらいに、今は米露関係も融和しつつありますが、それでもやはりアメリカにとってロシアは仮想敵国です。
実は親戚の奥さんにロシア人がいるんですが、米軍関係の知り合いに横須賀の米軍基地内でのパーティーに誘われたことがありまして行ったのは良かったのですが、入口でロシア人だけは断じて入れてもらえずに帰ってきたことがありました。例外なく、一部の国の人は米軍施設に立ち入りできないそうです。
そういった関係の国に対して機密情報を漏らしたとあっては、さすがに救いようがありませんね。「ロシアゲート疑惑」なんて書かれてるのは、ニクソン大統領が辞任した「ウォーターゲート事件」にかけているのでしょう。任期途中で辞任したのはニクソンしかいないわけですが、それに匹敵する事件ということでしょうか?
トランプ大統領は弾劾される?
先日、韓国の朴槿恵前大統領が弾劾されたのは記憶に新しいところですが、アメリカも弾劾制度はあるのでしょうか。弾劾とは公務員を辞めさせる手続のことを言います。
調べてみますと、アメリカ大統領にも弾劾制度はあります。下院の過半数の賛成で弾劾裁判を起こすことができ、上院の2/3以上の賛成で有罪になれば罷免されます。これまでに弾劾された大統領は一人もいません。
トランプが辞めたらどうなる?
さて、トランプ大統領が辞任するなり罷免されるなりした場合、気になるのは次の大統領です。
- ヒラリー?
- 韓国みたいにもう一回選挙?
正解は、写真の右のおっさんです。

ペンス副大統領ですね。
アメリカでは4年おきの大統領選の原則は崩れず、残りの任期は次の大統領が全うします。そのための継承順位はしっかり決められています。暗殺されたリンカーンやケネディ、辞任したニクソンのときも副大統領が大統領に就任しました。
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NYダウに暴落のシグナル!?
さて、気になるのは今後の相場ですよね。
USD/JPY
まずはドル円。アメリカ不安によるドル安とリスクオフの円高で、ドル円売りが鉄板かと。

先週の上昇でも高値を切り上げることはできず、下落トレンド継続とみるならば、安値を更新してきそう。しかもトランプ罷免を織り込んで下落するならば、そのゴールはトランプラリーの起点になるのでしょうか。
NYダウ
続いてダウ。日足だとこんな感じ。雲の中に入りました。

週足を見ると……!!!

これはどこかで見た形。
そう、ディナポリのダブルレポ!
週足で出現するなんてかなり珍しいです。長期上昇トレンドが天井をつけたとなると、そうとうな値幅が期待できます。
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週足ですから、まだ確定してはいません。あと2日で上げてしまう可能性もありますが、この水準で引ければダブルレポ確定です。
私は昨日CFDでショートを仕込みました。詳細は次回のスイングトレード日記で紹介します。
以上、ポゾでした。